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内容紹介

陸軍登戸

学び・調べ・考えよう
フィールドワーク 陸軍登戸研究所


[監修] 姫田光義
[編] 旧陸軍登戸研究所の保存を求める川崎市民の会
ISBN978-4-89488-043-6
定価本体700円+税
   
監修者の言葉

 平和のありがたさと尊さを否定する人はだれもいないでしょう。でもその平和は、一人ひとりの市民・国民がしっかりと守ろうと決意することなしには、実現もしないし守られもしないということは、それほど強く意識されていないのではないでしょうか。戦争こそ、その平和を脅かす最大の障害だと知っていても、戦争の実態が知られていない限り、だれも戦争の恐怖を身近に感じず、戦争の危険性が近づいてきても他人事のように見過ごしてしまうのではないでしょうか。
 私たちが旧陸軍登戸研究所の保存運動をはじめたのは、実はこの平和でみどり豊かな、ごくごく身近な神奈川県川崎市の多摩の地にも、戦争の惨禍を示す貴重な歴史遺産があることを知り、それを多くの市民のみなさんにも知っていただくと同時に、後世の歴史教材として大切に保存していきたいと考えたからです。
 きわめて大事なことは、この保存運動が、専門家の研究とかなんらかの政治的意図とかではなく、高校生をはじめ多くの一般市民の発意と熱意によってはじめられ、今日までつづけられてきたということです。登戸研究所の現地案内、地図の作成やシンポジウムの開催などはみんな市民の手で行われており、それがいまや全国的にも知られるようになりました。こうした市民の熱意と努力が、川崎市と登戸研究所の所在地である明治大学をも動かし、市民・川崎市・明治大学が三位一体となって保存運動を展開するようになっているのです。
 このたび、本書『フィールドワーク陸軍登戸研究所』を刊行することになったのも、この三位一体の運動のひとつの成果ではありますが、同時により多くの全国の人びとに登戸研究所をとおして戦争の実態を知り、平和の大切さ、尊さを心に刻みつけていただきたいという私たちの願いでもあります。私たちはすでにパンフレットを発行してこの研究所のことを広く世間に知っていただきましたが、より深くより広く学び、そしてより積極的にこの保存運動をご理解いただき、かつご参加いただくために、本書を作成した次第です。


もくじ(概略)

第1章陸軍登戸研究所─明治大学生田キャンパスに残る謀略機関の跡を歩く

1. 消された秘密研究機関・陸軍登戸研究所
2. 動物慰霊碑の謎
3. ヒマラヤ杉が残る登戸研究所本館跡
4. 風船爆弾の研究・開発─登戸研究所第一科
5. 中国法幣を偽造─登戸研究所第三科
6. 鉄筋コンクリート造りの生物兵器研究棟─登戸研究所第二科
7. 謀略・特務機関用兵器の貯蔵庫と製造工場(第四科)
8. 「発明の神」をまつった弥心神社
9. 登戸研究所の疎開と敗戦

第2章偽札による経済・通貨戦争─登戸研究所の中国法幣偽造

1. 密かに行われた中国紙幣の偽造
2. 戦争とは経済も謀略もふくめた総力戦
3. 偽造通貨の流通とその影響

第3章市民・高校生が掘り起こした陸軍登戸研究所─戦争の真実を明らかにし、未来へつなぐ

1. 市民が掘り起こした登戸研究所
2. 高校生たちが調べた登戸研究所の真実

第4章地域のみどりを守り、歴史遺産を生かす─川崎市民のとりくみ

1. 川崎市多摩区のみどりと歴史遺産を生かすとりくみ
2. 川崎市多摩区に残る戦争遺跡

あとがき

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